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首飾りをつくるオランウータン

 人間よりずっと器用な“森の人=オランウータン”の女性の話です。メスとせず、あえて女性としました。以下、ある本からの引用です。

 NHKで放映された「ウォッチング」という番組があった。ある時、私も駆り出されて檻の中のオランウータンに何かやらせてみようということになった。スタッフの人たちは考えて、オランウータンの手元に木の棒を入れ、その先にバナナを置いてみたりしていた。棒でバナナを取り寄せるしぐさをビデオに撮ろうというわけである。これは古くから知られている、棒を道具として使用するという知能のテストで、事はうまくそのように進行した。
 手元に取り寄せたバナナを無事食べ終えたオランウータンは、その後で全く予期していなかった素晴らしい行動を、私たちの眼前で演出してみせてくれた。
 そのオランウータンは、まずバナナの果皮を細く裂き、その一端をなめて唾液をつけるようなしぐさをした後で、裂いた皮の端と端を次々とつなぎ合わせだしたのである。つなぎとめた接点は時々はずれるが、それでも根気良く端と端とをつないで遂に長いひも状のものができた。
 これを両手で振りかざすような格好で歩いたり、最後にはそのひもの両端をつなぎ止めて輪にし、首にかけて得意そうに立ち上がって歩き出した。バナナの細片は時々離れるが、またなめてはつなぎ合わせる。彼女はそのようにしてしばらくネックレス遊びを楽しんでいた。
 毎日食べ物を与えている飼育管理人もその日までこのような行為を見たことはなかったと言うし、まして彼女にそれを教えたわけでもなかった。
 後で私たちも真似をしてみたけれども、バナナの皮はぬるぬるしているだけで彼女が作ったようにはひもはできなかった。彼女の使用したバナナの皮は食べてから少し時間を経て黒ずんでいるものだったので、私たちもむいてから時間のたった皮を使ってみたがやはり失敗した。
 テレビの放映後、これに興味をもった視聴者がやはり真似をしてみたけれどもうまくできなかったという投書が新聞に載った。隣の檻に住むオスの1頭はこのようなことはできなかった。
 このメスのオランウータンは、いつか檻の中でバナナの皮のこのような性質を自分で見いだし、閉じ込められた環境の中で自分の遊びとしてこのテクニックを開発していたのだろう。

(鈴木晃著「夕陽を見つめるチンパンジー」(丸善ライブラリー)より)

 いかかでしょうか。
 なお、参考までに、はっきりとした証拠が残っている人類の最初の装飾具は、7万5千年前の貝殻ネックレスです。
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