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チンパンジーの求愛は学習しなきゃできない

 人と同様にチンパンジーも生まれた後に行動を覚えていきますから、地域によって行動の仕方に違いが出てきます。そんな例の一つとしてオスの求愛について紹介しましょう。
 西田利貞著「チンパンジーの社会」からの引用です。

 マハレで一番よくある求愛誇示は、片手で木の葉の中筋(軸)を持って葉身を口に咥え、軸を横に引っ張ってビリビリビリッと音を立てて破き、軸だけにしてしまうんです。それで軸だけになったやつは捨てて、また別の葉っぱをとってビリビリビリッと破く。すると発情したメスがその音に気づいてやってきて、交尾が起こるわけです。要するにそのビリビリビリッという音で合図しているんですね。「葉の咬みちぎり誇示」(リーフクリップ)と呼んでいます。
 もう一つは、地面に座って、潅木や草本を折り曲げてクッションを作る行動です。それが発情メスを呼ぶ合図になるのです。「潅木曲げ誇示」と呼んでいます。
 これらの仕草は2つともマハレのチンパンジー特有で、他の集団のチンパンジーは求愛誇示としてはやらないのです。…
 マハレを含めて、チンパンジー全体に共通する求愛誇示行動としては、低い木を片手で揺らす「枝ゆすり」があります。…それから「スタンピング」といって、片足で繰り返し地面を踏んだりします。…
 …求愛誇示は…地域によって違いがあるので、それもやはり文化ですね。
 それで私は、毛づくろいにせよ求愛誇示にせよ、そういう基本的なことまで違うということは、チンパンジーでもほとんどの行動は生後に…習得する要素があるのではないかと考えるようになりました。今までは、生まれた後に大部分の行動を習得していくのは人間だけだと言われていたんです。野生動物というのは本能的に行動しているものだとおもわれていました。
 ヒトでも他の動物でも、衝動は生まれつき備えたものです。多くの動物では、その表出の仕方も本能的なんですが、少なくともチンパンジーはそうではないということです。人間みたいに新しい行動を覚えていくのです。(引用ここまで)

 ところで、マハレにおける「葉の咬みちぎり誇示」(リーフクリップ)は、若オスたちが行う求愛行動とのことです。合図を受けた発情メスはゆっくりと若オスに近づき、優位な大人オスの目が行き届かない場所へ移動して、こっそり交尾をしようというものです。
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