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チンパンジーの味覚はヒトに非常に近い

 チンパンジーの味覚はヒトに非常に近い。そのあたりのことを、西田利貞著「チンパンジーの社会」から紹介しましょう。
 …たとえば苦味物質を使った実験があります。飲み物にそういう物質を、初めは少しだけ入れて飲ませる。それから苦味の量をだんだん増やしていって、どこまで増やしたら飲まなくなるかというのを調べたら、ヒトもチンパンジーもだいたい同じぐらいの濃度で拒否するんですね。
 逆に非常に苦いところからだんだん減らしていって、どのあたりで飲むかというのを調べてみても、やっぱりヒトとチンパンジーは近いんです。アカゲザルなんかも近いことは近いんですが、チンパンジーよりは遠い。だから味覚はヒトにかなり近いです。
 今のところ、実験されたものの中ではヒトとチンパンジーが一番近いですね。ほとんどの霊長類はまだ調べられていないので、わかりませんが。
 私自身、チンパンジーの食べ物をかなりいろいろ試食して、おいしさを採点してみたことがあります。結論から言うと、彼らの食べ物はだいたい私の口にも合う感じですね。果物は甘いか、甘酸っぱいものが多いです。木の葉は苦いものが驚くほど少なかった。草木の茎の髄はあまり味がしませんが、不快な味のものはまったくなかったです。
 現地の子供たちがサカマ…という大好物の甘酸っぱい果物を取っていたときに、チンパンジーたちがやってきたことがあったんです。すると子供たちはみんな逃げてしまって、せっかくの収穫を全部チンパンジーに取られてしまいました。…

 
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